ゲイリー・ショッカー フルートリサイタル

2006/1/14(土) PM 6:00〜
ドルチェ・アーティスト・サロン (大阪)

フルート:ゲイリーショッカー

フルート:清水 信貴

ピアノ:石橋 尚子

〜〜〜〜〜ゲイリー・ショッカー作曲〜〜〜〜

ムジーク・フランセーズ
Cafe Music
Chanson
Dans Le Pays
ヒーリング・ミュージック
エアーボーン
アンビデックストラナータ
Souvenir
Valse nu peu triste
passepied
サイノグリコ
エレブ・シャロム

「グリーン・プレイシズ・コンチェルト」より2楽章
ナイトブルーミング
3つのダンス

Easy Going
Moody
Coffee Nerves, Prestissimo
〜〜〜〜〜アンコール〜〜〜〜〜
シランクス (ドビュッシー)
「サロンエチュード」より太鼓  (ドンジョン)
ブレイキング・スルー


面白かった〜!
ホントこんなに楽しくて笑った フルートリサイタルは
未だかつて ありません。
ショッカーリサイタルのチラシが ドルチェ楽器から送られてきた時
「行きたい!!」ってすぐ思ったけど、
ショッカー氏の曲って、エアボーンしか知らないのよね私・・・苦笑。。。
でも、そんな事より、とにかく 楽しいコンサートで 大満足!
遠征した甲斐がありました〜♪

何がそんなに楽しかったって?(笑)
たくさんありすぎて 書ききれません(爆)
まずね、エレベーターで会場に向かったら開いたとたん、ショカー氏が(笑)
「おぉぉ〜〜〜。」
近くでいきなり見て驚いたんです。

それで、ホールに入って「席、どこに座る〜?」ってmisuzuさんとあつきさんと、
せっかくだからと、1番前のセンターを陣取りました!!

ショッカー氏登場。 すると、いきなり端っこへ行って、靴を脱いで・・・(笑)
靴下で演奏されました。 それで もう笑いの渦。

その後は、パフォーマンスの数々で・・・・。
gis のトリルを いきなり 右手で やって 大爆笑。
隣の隣に座ってた あつきさんが
おなかを抱えて前のめりになって笑ってるのが見えました(爆)
この1曲目はゴールウェイ氏もお気に入りだそうです。
3楽章は、わんぱくな子供達がスクールバスに乗って遠足に出かけるという情景だそうで
とても楽しい曲でした。

1曲ごとに、笛のジョイントをはずして 掃除棒で ツバ取りしてて
きったないガーゼで 大爆笑。
紙をはさんで パフパフ やったり・・・。

演奏中は、目を閉じて吹いてたと思うと、目をくっきり見開いて眉が上へ上へと動く(笑)
顔でも演奏してらっしゃいました。(笑)
そしたらmisuzuさんが 「ピエロさんみたい・・・・」って言ったので
また笑えました。

エアボーンは、先日 ムラマツフェアで 安藤氏の演奏を聴いたのですが
また全然違う感じで、間の取り方とか 速度とかも 面白かったです。
何度も出てくる フラッター かっこよい!!
あんな風に出来たらいいのにな〜☆

ピアニストの石橋氏は、他の方の伴奏で 何度も聴いてますが、上手い!
フルートを邪魔しないで、それでいて存在感があるタッチ。
まさに アンサンブルピアニストです。
横顔が、私がジョイントで伴奏してもらったKちゃんにそっくりで
まじまじと見入ってしまいました(笑)
それに、石橋氏、以前に見た時よりも きれいになったなぁ〜〜〜って思いました!


そして、ピアニストが退場した時、次の曲は「無伴奏なのかな?」って思ったら・・・
ショッカー氏が ピアノのイスに座ったんです。
「ん? A? チューニングか?」
すると・・・・・・(@@) 左手でフルート 右手でピアノ
弾き吹き? されたんです。。。。
弾き語りはあるけど、弾き吹きなんて 始めて見たよ〜。
常々、私は ピアノとフルート一緒に出来たらいいのになぁ〜。
なんて思ってたので、 すご〜い、出来るやん! って驚いた。
もぉ、忙しいッたらありゃしない、 フルート吹きながらピアノ弾いて
それで、途中は 左手の腕でも ジャーンって ピアノ弾いてました。(笑)
途中、フルートをヒザに置いて フルート両手で吹いたり、
右手フルート 左手ピアノになったり・・・ とにかく 楽しかった。
心地よく 揺れながら 吹いている姿が とてもチャーミング☆
あまりの面白さに あっという間に3楽章が終わったのでびっくりしました!


この曲、楽譜ありますか? って途中休憩の時 、店員さんに聞いたけど
売り切れてて残念。
いつか これやるぞ!!

面白くて、笑ってばっかりのコンサート。 後半もノリノリでした!!


サイノグリコは、ギリシャ語で 「甘くすっぱい」という意味だそうです。

3つのダンスは、清水氏と デュオ。
ショッカー氏の木管フルート と 清水氏のゴールドフルート。
音色って 合うのかな? って思ったんですが すごく良かったです。
1楽章 を 吹き終わって、 ショッカー氏が にんまり笑みを浮かべて。。。。
いきなり お互いのフルートを 交換しました。
そしたら、重い・・・・重い・・・・・ って言うような右の腕を 何度も下げてました。
けど・・・ 金より木管のほうが 重たいと思うのですが・・・あれ?(笑)
1楽章2楽章、とてもいい曲でした。 やってみたいな〜。って思いました。
でも、3楽章を吹き出したら、 速い速い・・・私には出来ないわ〜〜〜( ̄▽ ̄; 残念!
そうそう、途中、 音を声で歌ってました。それも 大爆笑。
でも、 いつか やってみたいなぁ。


さて、アンコール 
シランクス。 間の取り方が 面白かった。
普通より速いかな? と思う箇所と、 すごーく伸ばしてるところとあって
個性的でした。

太鼓。 これは、 むっちゃ速い ダブルタンギングでした。
ひゃ〜〜〜〜。 (@@)
楽譜に無い、トリルとかを沢山つけて豪華な太鼓になってました(笑)
最後の音は、A なのですが、 A&H (ラ・シ) のトリルをまた右手で遊んで吹いて
歩きながら 近寄ってきたので
「ん? 私に トリルキーを やらせてくれるの?」 なんて 思ったら
そのまま 歩きながら ラシラシラシラシ〜〜〜〜 って 吹きながら 退場してしまいました。
なんて チャーミングな人なんだろう♪

最後のアンコールは 石橋氏と一緒でした。
ブレイキング・スルー と言う曲だそうです。・・・たぶん自作の曲かな?

あ〜〜〜〜。 楽しかった。 さて、急いで 大阪駅へ!
エレベーターでは、あつきさんと 大笑いしながら お別れしましたとさ。