2004/07/29 (木)
  


大阪MBS劇場               劇団四季 アイーダ

アイーダ 濱田めぐみ アムネリス 森川美穂
ラダメス 福井晶一 メレブ 山添功
ゾーザー 飯野おさみ アモナスロ 石原義文
ファラオ 岩下浩 ネヘブカ 石倉康子


初めての大阪MBS劇場! なにせ何ヶ月も前からチケット取ってて、めちゃ楽しみ〜!!
しかも、席は2列目、ど真ん中!
うっひょ〜〜〜!!目の前にキャストが・・・・・。

まずはじめ、オペラとは全然違って、とても現代的な始まりでした。 
エジプト博物館の中で、生まれ変わったアイーダとラダメスが運命の出会いを・・・・・・。
歌のはじまり、どこから聴こえてくるのか分からなかった。
そしたら、アムネリスがあんなところにいました・・・・・(笑)


もぉ、とにかく、濱田アイーダ。
うまい! うますぎる!! 文句の一つもありません。 脱帽です!!!
人生の苦しみ、悲しみ、王女としての悩み、禁断の愛、すべてが伝わってきました。
もちろん歌もめちゃくちゃ上手いし、そんでもって顔の表情がすごい!
瞳がきれい。  訴えかける瞳。 瞳から溢れ出す大粒の涙・・・・。
女優であり、歌手であり、すべて満点です。

「自分の運命が気に入らないのなら、変えればいい!!」
あの力強さ。かっこよすぎ★
そして、「サ行・・・・さしすせそ」の発音が魅力的できれい。
「さ」が・・・・・Ssssssa・・・・って感じで、
「し」が・・・・・・Sssssshi・・・・って感じ (わかる?!)
「私は知っている」という曲の 「だ〜まりなSsssssaaa〜〜い!!!」 (黙りなさい) ってメレブに言う声。 
もう何でも言うこと聞いちゃいますよ王女様って感じ(笑) しびれるぅ〜〜〜!!


福井ラダメスは、う・・・ん。 素敵はステキなんですけどね。 私的には、いまいち。。。
って言うのは、「ラ行・・・・らりるれろ」 の発音があまりきれいじゃないの。
迫力も、アイーダに押され気味だったし・・・。


アイーダとラダメス。
「どうしたのかな?」 「こんなことを心許して話してしまうなんて・・・」
と言いながら、ドンドン、どんどんお互いにひかれていく。
アイーダの強さにひかれるラダメス。
ラダメスの自分を反省し、新たな自分に生まれ変わろうとする所にひかれるアイーダ。
何となく、「美女と野獣」の2人に似てるなぁ。 ディズニーだ。って思った。


山添メレブは、私が好きな声でした。
だけど役的に 「ラダメス様は悪い人ではない。」  とアイーダに言うのに
最後では、 「あの男に決して心を許してはいけません。」  なんて言うんですもの。
 ん〜??? 一体 どっちやねん?? って感じ(笑)
そうそう、1回なんのセリフか忘れちゃったけど、かんじゃって言い直しましたね・・・(苦笑)
最後、「ヌビアに連れて帰ってください。」と言って死んでいったシーン。 涙。涙。涙でした。。。。


森川アムネリス。 切れがいいステキな声でした。
オシャレは私の切り札〜♪
アイーダに対して、奴隷→友達へと 心が移り変わっていく表現もとっても伝わりました。
そして、ラダメスへの切ない女心。
そう!すごいって思ったのが、結婚式の衣装に着替えさせられていくシーン。
歌いながら、着せ替え。 すごーい!! 苦しくないのかな? 
あんな状態でも歌えちゃうってすごいよ。。。


何せ2列目だったので、いろいろ見える。 男性陣の鍛え上げた肉体 (笑)
女性陣のスタイル抜群! 腹筋は、鍛えまくり (笑)
でも、この席は・・・首が痛い・・・(汗)


第1幕最後の曲、「神が愛するヌビア」 コーラスうまい! ネヘブカもうまかった〜♪
ヌビアの人たち力強い団結が、伝わりまくりでした。


このアイーダの舞台では、 赤 や オレンジ が 感動を増すって言いますか
バックの色合いが何ともきれいでした。


第2幕の始まりの、レーザー光線?の緑と、
アイーダ ・ ラダメス ・ アムネリス のスポットライトとが、 △になってるんですが、これ 
 ピラミッド をイメージさせてるのと、三角関係 をイメージさせてるのとが、
何ともびみょ〜な・・・・・トライアングル・・・・・って感じ(笑)


最後のシーンは、始まりと同じシーンになりました。
な〜るほど!! こう終わるための初めの演出だったのね。って感動しちゃった。



やっぱり運命ってあるんだわ。


これは、愛の物語。
誰の力でも引き裂くことの出来ない運命の愛。


それは、100回生まれ変わっても きっとお互いを見つけ出すだろう・・・・・・

★すべては愛だ★

        

本当はもっともっと、書きたいことあるんだけど、また次観に行くために、取っておこ〜っと!(笑)