今回歌った曲 とてもいい曲で大好きになりました。 ここに書き留めておきますね。

ひとにはだれにも つばさがある  
ひとを愛する人には やさしい愛のつばさ
夢をおいかける人には 夢をかなえるつばさ
そのつばさを信じて あなたの空をとびなさい

とびなさいつばさ 思いのままに
ひとにはそれぞれの生きかたがある
あなたの大空 さわやかな空を
とびなさいつばさ  つばさ  とびなさい
ひとにはだれにも つばさがある
挫折に負けない人には 涙を包むつばさ
決めた道を進む人には 挫けない強いつばさ
そのつばさを信じて あなたの空をとびなさい

ひとにはそれぞれの
生き方がある
とびなさいつばさ つばさ とびなさい



2004/05/23(土)
♪ 岩村先生と一緒に ♪
 
大垣スイトピアセンター音楽堂にて

TUTTI の会
ゲネ終了後・本番前


Chikara Iwamura先生 & Takae Kodama
☆合唱伴奏を終えて・・・☆

4月終わりに、1本の電話。

「伴奏お願いします。指揮者は、岩村氏」って。
「なに? そんな方の伴奏私には務まりません。」
って初め言ったんですけど、結局やる事に。。。。
そして、3曲の楽譜がポストに届く。。。

第一回リハ 5月5日。
楽譜をもらって間もないしGWは出掛けてて練習していない。ほとんど初見状態。それ程むずかしくない楽譜だったから、正直甘く見ていた。ごめんなさい。とても迷惑を掛けてしまった。当然のごとく楽譜にかじりついて弾いてる私は指揮なんぞ見る余裕全くなし。「そこ1拍ズレる。その音、大切に弾いて。もっと聴いて」ってたくさんダメだしされてしまった。。。はぁ悔しい。その日から練習開始。

第二回リハ5月22日。
本番前日。自分なりに練習してきた。仕事で忙しかった日も夜中にピアノを弾いた。今度は絶対指揮を見てよく聴いて弾くんだ!!!って、ほとんど暗譜状態にまでなっていた。合唱も前回より確実に上手くなっていたし、明日の本番が楽しみ!!!と言いたいが心臓はバクバク。。。実は私は合唱伴奏が一番苦手。ピアノソロ・ピアノ連弾・二台のピアノ・楽器伴奏・合唱伴奏・フルートソロ・フルートカルテット・・・・・っ本番の中で何をおいても、合唱伴奏が苦手で一番緊張する。。。これ間違えたら、一体何人の人に迷惑かかるんだって考えただけで恐怖に陥る。何で合唱伴奏ってこんなに緊張するんだろ。フルートソロなんて私の音聞いて〜。って感じで本番が楽しくて楽しくて仕方ないくらいステージ大好きなのに、伴奏の本番はいつも顔が真っ青になるくらい憂鬱なんです。とても同一人物とは思えない。自分でも訳わかんないけど。

当日ゲネ。
緊張のあまり手が震える。気が重たくて苦しい。やめたい。逃げたい病。。。スタインウェイを味わう余裕なんて無し。そんな私に「もっと、自信を持って弾きなさい」って先生が言ってくださった。それでかなり心に余裕が出来た。バランスなんぞ聴きながらちょっと余裕できてかなりいい仕上がりに!!ゲネ終了後、先生に写真と握手をお願いしてパワー(ちから先生=パワー)吸収。さて、午後から本番。

本番。
どきどきしたけど、大きな失敗は無く (って事は小さな失敗・ミスタッチはあったって事ね・・・汗・・・。)合唱団も、とっても楽しくいい仕上がりでした。観客の拍手の中で、先生はすぐに私を引き寄せ握手してくださった。これはとっても嬉しかった。

岩村先生は、マネジメントがついたとかなんとかで、今後アマは指揮しないとお聞きしました。って事は共演できるなんて、私にとっては最後だったって事ですね。 

今回の経験は、私にとってはものすごいプレッシャーだったけれど、たくさん吸収出来た宝物になりました。 合唱に参加した人たちも先生のやさしく丁寧な指導、あのしなやかな手にどれだけ感動した事でしょうね。 


ちから先生、ありがとうございました。
参加して本当によかった☆
    ☆岩村先生のプロフィール☆

NHK交響楽団アシスタントコンダクター。早稲田大学理工学部電子通信学科、および桐朋学園大学音楽学部演奏学科を卒業。さらに同大学オーケストラ研究生として研鑚を積む。黒岩英臣、飯守泰次郎、小沢征爾、秋山和慶、高階正光、クラリネットを古沢裕治、二宮和子の各氏に師事。

・ 第15回マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール(スイス)指揮部門優勝、
  マスタープレイヤーズ大賞受賞。
・ 第1回マリオ・グゼッラ国際指揮者コンクール(イタリア)第2位、
  オーケストラ内の投票では過半数の支持を得てオーケストラ特別賞を受賞。
・ 第8回フィレンチェク記念国際指揮者コンクール(ハンガリー)入賞。
・ 第3回アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール(イタリア)第3位。

1995年・1997年には、フェラーラ市立歌劇場の招待を受け「セヴィリアの理髪師」「ドン・ジョヴァンニ」の上演に際してクラウディオ・アバド氏のもとで研鑚を積む。また、シャルル・デュトワ、チョン・ミョンフン、ジャン・フルネ、イヴァン・フィッシャーなどのアシスタントを数多くつとめた。現在はイタリアと日本に活動の拠点をおき、これまでに、ハンガリー国立交響楽団、デブレツェン交響楽団(ハンガリー)、サヴァリア交響楽団(ハンガリー)、マルケ・フィルハーモニー管弦楽団(イタリア)、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、東京混声合唱団、東京佼成ウィンドオーケストラなどの内外のオーケストラを指揮。ヨーロッパ諸国、および日本国内各地で演奏し高い評価を得ている。

1996年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の要請により同楽団日本公演(クラウディオ・アバド指揮、マーラー/交響曲第2番「復活」)副指揮者をつとめ、1999年には『別府アルゲリッチ音楽祭』において、マルタ・アルゲリッチ、ミッシャ・マイスキー、イヴリー・ギトリスらと共演し好評を博した。また同年より、ミラノ・スカラ座首席奏者達との共同プロデュース演奏会(指揮・企画)を始めるなど、世界のトップアーティスト達から誠実な人柄と音楽性に厚い信頼が寄せられている。

2001年以降は、ザグレブ国際現代音楽祭(クロアチア)、ザグレブ・フィルハーモニー交響楽団定期演奏会、バーリ交響楽団特別演奏会(イタリア)への出演をはたすなど、国際的に活躍の場を広げることとなる。2003年9月には、NHK交響楽団B定期演奏会に登場し、大きな成功をおさめた。オペラ・合唱・宗教音楽を含め、今後もエネルギッシュに取り組む活動が大いに注目されている。